れしをそう。

嘘。そう全部、嘘。Twitter:@nisemonoko

かんたんえにっき。vol.3

f:id:sarkorinko:20170204210218j:image

 

にがつよっか、どようび。

外国人のキャビンアテンダントみたいな人に

早口のえいごで、永遠と喋られるが

なにもわからなくて焦ってる夢をみた。

 

わたし、えいごしゃべれません。

って泣きそうになりながら伝えるのに

その女の人、そんな事もお構い無しに

話すのをやめないから、アプリかなんかで翻訳できるやつ探すんだけど

ネット繋がってないし、もうほんとにどうしたらいいかわからなくて

 

どうしてえいご勉強してこなかったんだろ。。って後悔してる夢だった。

 

わたし、可哀想。

すごく、わたしが可哀想な夢だったけど

 

起きたとき、わたし

「英語なんてクソくらえ!」って思ったよ。

 

勝った。今日、わたしは、英語に勝った。

 

立春だから、昨日の話する。

とてもいい日だった。

 

単純に、ドストレートに、素直に、包み隠さずに、強がらずに、見繕わずに、何も考えずに、

ただ、いい日だった。

もうこれ以上の言葉は不必要な気がする。

 

朝にも昼にも夕方にも夜にも

嬉しくて、笑った。

 

はたから見たら「え?それだけ?」な、出来事なのかもしれないけれど、

私にとってはとても優しいことだった。温かった。

そんな小さな幸せを沢山感じることができた日だった。

 

その都度、その感覚を身体に染み込ませて、

「この気持ちを忘れませんように」って何度も祈った。それっぽく目もちゃんと閉じた。

 

すると、私の中の鬼が喜んで笑顔になった。

 

鬼も内~福も内~

 

外に追いやるものを、今はもう持っていないし、飼ってもない。

少し前に全部捨てたし、殺したし、追いやったから、

今ここにあるものは、内にしまい込みたいものだけ。

だから、大事に大事に、全部、内に抱き込んだ。

 

 

 

と、このように人間生活をして、心を取り戻した私を見て、

 悔しい?嬉しい?嫌い?好き?憎い?目障り?痛い?

ねえ、どんな気持ち?

 

泣いてない私を見ても

特に「へぇ~」くらいなのが、他人だよね。知ってる。

 

でもそれってすごく寂しくて仕方なくない?

仕方ない。が、悲しくない?

興味ない。が一番悔しいし、苦しくない?

だから、仕方ない。に逆らいたくなるよね?

 

 

もっと見て、何かを思って、嫌ったり、好んだりして。って

もっと愛して。ってならない?

 

 

って、おぉ、欲も溢れ出してきたのか。

なんかすごく幸せだなぁってなった今日が、立春

みんなの今日も、立春

 

真っ赤に染めた。

f:id:sarkorinko:20170203174026j:image

 

透明に赤を混ぜていく

その赤は、じんわりと時間をかけて染まっていき

真っ赤になった頃には、さっきまでの透明を思い出せなくなった。

 

「血みたい」

と一言呟いて、水面を指でなぞってみた

とても痛々しくて、美しかった。

 

透明が恋しくなって

蛇口をひねった。

流れ出す透明を見て、私はホッとした。

触れたら、冷たくてヒヤッとした。

 

こんなになんてことないことに

いちいち何かを考えれるまで戻ってきたんだ。って嬉しくて泣いた。

 

真っ赤な水の中で、私を染めながら泣いた。

 

煩わしく感じなかった。

色んなものを見て、何かを思ったり、気付いたり、思い出したり、痛んだり

すごく懐かしい感覚に嬉しくて仕方がない。

 

透明を真っ赤に染めながら

私は少し前の自分を真っ赤に染めた。

やっと死んでくれた。

 

 

熱いな。と、汗をかき

私の中に通ってる血に意識を向けると

ミゾミゾしてきた。

 

あぁ、わたし、ミゾミゾしてきた。

 

 答え:バスソルト

f:id:sarkorinko:20170203175212j:image

何人。

何人の人が私の事をフルネームで呼べるのだろう。

何人の人が私の本性を知ってて

何人の人が私を受け止めてくれて、好きになってくれて、愛してくれるんだろ。

何人の人が私を嫌いで、憎んでて、恨んでるんだろ。

この世で何人の人とこの先出会って、言葉を交わして、何人と触れ合ったり、泣いたり、我慢したりするんだろ。

 

何人が私を死ぬ時に思い出して

何人が私が死んだら語ってくれるんだろう。

 

今この瞬間に、何人が私を思い出して、何人が私を記憶から消すんだろう。

 

何人がこんな私に呆れて、見ないふりして、避けるんだろ。

いったい何人に認められて、何人が言葉をくれるんだろ。

 

私が叫んだら、何人が振り向いて、何人が心配してくれるんだろ。

私が笑ったら、何人が一緒になって笑ってくれて

この先もずっと一緒に笑いたいって思ってくれるんだろ。

 

私がこうやって文章を書くことで

何人がほんの一瞬でも、心を動かしてくれたり、何かを思ってくれたり、気付いてくれたりするんだろ。

 

何人が私を瞳に映してくれるんだろ。

 

何人が私と友達になって、私に手を差し出してくれるんだろ。

 

 

 

 

 

 

私は、これから何人の人を笑顔にしたり、何人の人を幸せにしたり

何人救ってあげられるんだろ。

何人に恩返しできるんだろ。

何人に「良かったよ」って言ってもらえるんだろ。

何人に「ありがとう」って言ってもらえるんだろ。

 

 

私は何年、あと何年で、価値のある人になれるんだろ。

何年で、何人に優しくなれるんだろう。

ワタシノマチ。

f:id:sarkorinko:20170202130336j:image

ワタシカンチガイシテタ。

イッパイマチガッテタ。

 

ツキが綺麗で、カメラを向けたら

見慣れたはずの街が、なんかすごく綺麗で

ツキなんてどうでもよくなった。

 

ずっと嫌いだった。

 

この街がずっと嫌いで、どうしようもなくて

慣れなくて、どうしようもなくて

もう6年くらい、汚いなぁ。って思ったりしてて

なんでかなぁ。って不思議で

ここに来てからずっと孤独だったからだ。って解って

理由が解って

 

なんかすごくツキが綺麗で、カメラを向けたら

嫌いだったこの街が、なんかすごく綺麗で

全部どうでもよくなった。

 

ずっと好きだった。

 

多分この街に来てからずっと。

孤独を選んだのは、ずっと好きだったからで

いつかこの街も好きになれるくらい、優しくなれるって信じてた。

いつも一緒だった。

 

ワタシカンチガイシテタ

ズット、マチガッテタ

 

この街が嫌いだったんじゃなくて

ワタシは、こんなワタシが嫌いだったんだって

こんなにも都会らしく振る舞ってて、汚くても、角度ではこんなに綺麗で

いつも見てたはずなのに、なんかすごく申し訳なくて

気付いてたはずなんだけど、見てあげれてなくて

嫌いだ。って決めつけて向き合ってあげれてなくて

ワタシはワタシから目をそむけてて

 

たとえキミがいない街でもワタシの街なのに

ずっとワタシの街だったのに、ずっと好きになれなくてごめんなさい。

 

ワタシカンチガイシテタ

ヤットキヅイタ

アイシテアゲナイコトニハ、エガオニナンテナレナインダッテ

イッパイマチガッタケド、ヤット、キヅケタヨ。

 

かんたんえにっき。vol.2

f:id:sarkorinko:20170131182936j:image

きょうのかんたんえにっき。

いちがつ、さんじゅういちにち。

 

ずっと気になって、よるもねむれなかった

「UFOチーズソース」

 を、やっと友達にできた。やっと。

 

すごくすごく、私の胃袋を幸せにしてくれた。

私のあたらしい友達。

いっしゅんで好きになった、私のあたらしい友達。

 

これからもずっと友達でいたいけど

きっと、期間限定の友達だと思う。

かなしい。とても、とてもかなしいけど

まだ、あたらしい友達でいてほしい。そう思った。

 

とても、しあわせだった。

私の悪い癖。

「みっともないけど 全てが愛しいよ」

愛しい人に教えてもらった曲をリピートで聴いているうちに

なんだか、勘違いでも一つになれる気がするのは

私の昔からの悪い癖だ。

 

「ふと夕暮れに孤独が爆発する」

イヤホンで耳に流し込んだメロディと、私しか見えていないだろうこの景色を、美しすぎるこの景色を、

どうしたら君にも見せてあげられるのかをずっと考えてる。

瞳に映すものすべてが、一緒がいい。と欲してしまうのは、

私の昔からの悪い癖だ。

 

「甘酸っぱいキャンディーが僕の胸ポケットにあるんだ」

いつか、言ったことがあった。

〝私達はたぶん結ばれない運命なんだよ〟

その人は、それを否定をしなかったくせに

何年も私の前に立ちはだかっては、

ある日〝やっぱり〟に続く言葉を吐いた。

私は、何年も待ちぼうけていたその日に

運命は逆らえるのかもしれない。と、初めて神様にお辞儀した。

どうしようもなく、みっともない2人だとしても、信じすぎてしまうのは、

私の昔からの悪い癖だ。

 

何年か経って気付いた胸ポケットのキャンディーはたった1つしかなくて

ずっと気付かないふりしていた胸ポケットのキャンディーは

いつか君と食べようと思って残していたんだ。と。

 

「君が食べておくれ」

この曲を私に教えてくれた瞬間に、私の中では彼の曲に変わる。

どんな事を想いながらこの曲を耳に流し込んでいたのだろう。とか、どんな風景を眺めて、この曲が好き。だと思ったんだろう。とか

そんなことを考えて、痛いくらい乙女になる私を必死に抑え込んでしまう。

これは、

きっとこれからもずっと、私の悪い癖だろうな。

 

 今回の一曲

Mr.Children「CANDY」

f:id:sarkorinko:20170131182808j:image