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れしをそう。

嘘。そう全部、嘘。Twitter:@nisemonoko

その色はオレンジ。

ある日を境に

見てる世界が、まるでリニューアルされたようだった。

その色はオレンジ。

何か大きな理由があった訳じゃないが

私はその日から毎日、今日見た夢の話をして、現実を始める。

 

夢と現実を行き来して、

人間らしく。を必要以上に意識して過ごす。

 

朝昼晩のご飯の時間

お風呂は湯船にしっかり浸かること

朝は早く起きて、夜は早く寝ること

朝にこのブログを更新して、自分と向き合ってから1日を始めること。

 

1日を過ごす中で、フワッと訪れてきやがる

恐怖とか、不安には

目をつぶって向き合うようにした。

「わたしはいきてます。」

と、認めるようにした。

 

私の生活が、誰かの生活と交わる時が来たら

ちゃんと順応できますように。

幸せをちゃんと感じれるようになりますように。と

 

 

あの日、積み木が崩れてしまってから

私はずっと、散らばった積み木たちと過ごしてた。

崩れてしまった事を

見ないように。見ないように。と目を背けてきた。逃げてきた。

絶望を知るのが怖かった。涙を流すのが億劫だった。

現実とぶつかる事に疲れてしまった。

 

でもそれは長くは続かなくて

積み重ねてきたものは、その場に散らばったものは

ある日突然襲いかかってくる。そんなのに前触れなんて無い。

「あれ?何かが足りない」

と、積み重ねないといけなかったモノの存在に気付く。

 

大切な何かを忘れていたのだ。と気付く。

失っていたのだ。と気付く。

 

それが本当の恐怖だった。

 

あの日、崩れてしまった状態のままのモノを

一つ一つ埃をはらいながら、掘り起こし、思い出していく作業は

思っていた以上に、逃げる事以上に辛かった。

心を削ぎ取っていくような、自分の身を自分で刺し続けるような

何とも言えない虚しさと、悲壮感に包まれた。

 

でもそれが、“人間らしく”だった。

 

外に出る前に、スイッチを入れ替える。

人と会う前に、スイッチを入れ替える。

腐敗し、無の私を必死に隠し続けた。

私はしばらく“人間”を演じ続けてた。

 

悲しいね。

と、私は私に言いたい。

 

 

こうやって自分を切り刻む姿を誰かに見てもらうことに

私は何の快楽も得られていない。

むしろ苦痛だ。みすぼらしい。

 

でも、必死なのだ。

 

見える世界がリニューアルされたあの日から

何かが変わっていて、その何かを見つけたくて必死なのだ。

 

今だって私は私の為に、この文章を殴り書いているつもりだが

でもほんの少しだけ、

もしも明日死んだら。という事も考えてて

誰かに伝われば。とも思っていて

いつかこの綴っていく文章が、ダウナーじゃなくなったなら

人間になれたのだ。と思ってほしいなって願っていて

でも、どこかで

それはつまらないな。と感じて欲しい。

 

本当は、“欲しい”が溢れてる。

 

まあ、たとえ、私が私を取り戻したとしても

黒い何かを育て続けて生きていくのだろう。味方にしていくのだろう。

 

いつか誰かが私に抱いてくれた興味が欲しい。

もっと認められたい。

 

その日まで、私は今日の夢を語り、現実を生きる。

“人間らしく”生きて、

取り戻しに、生きる。藻掻き、生きる。

 

そう、その色は、オレンジ。綺麗なオレンジだ。