立春だから、昨日の話する。
とてもいい日だった。
単純に、ドストレートに、素直に、包み隠さずに、強がらずに、見繕わずに、何も考えずに、
ただ、いい日だった。
もうこれ以上の言葉は不必要な気がする。
朝にも昼にも夕方にも夜にも
嬉しくて、笑った。
はたから見たら「え?それだけ?」な、出来事なのかもしれないけれど、
私にとってはとても優しいことだった。温かった。
そんな小さな幸せを沢山感じることができた日だった。
その都度、その感覚を身体に染み込ませて、
「この気持ちを忘れませんように」って何度も祈った。それっぽく目もちゃんと閉じた。
すると、私の中の鬼が喜んで笑顔になった。
鬼も内~福も内~
外に追いやるものを、今はもう持っていないし、飼ってもない。
少し前に全部捨てたし、殺したし、追いやったから、
今ここにあるものは、内にしまい込みたいものだけ。
だから、大事に大事に、全部、内に抱き込んだ。
と、このように人間生活をして、心を取り戻した私を見て、
悔しい?嬉しい?嫌い?好き?憎い?目障り?痛い?
ねえ、どんな気持ち?
泣いてない私を見ても
特に「へぇ~」くらいなのが、他人だよね。知ってる。
でもそれってすごく寂しくて仕方なくない?
仕方ない。が、悲しくない?
興味ない。が一番悔しいし、苦しくない?
だから、仕方ない。に逆らいたくなるよね?
もっと見て、何かを思って、嫌ったり、好んだりして。って
もっと愛して。ってならない?
って、おぉ、欲も溢れ出してきたのか。
なんかすごく幸せだなぁってなった今日が、立春。
みんなの今日も、立春。