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れしをそう。

嘘。そう全部、嘘。Twitter:@nisemonoko

悪。

どうしてもこのまま生きるのは、難しい。

だって、これまでおかしてきた罪を愛しすぎてしまっていて

そんな私が選ぶ道は、決まっていつも真っ暗闇なんだもの。

 

いつも苦しいのは自分の選択のせいなのに

悲しいのも、痛いのも、辛いのも

全部私の自由の中で、色付けてきたもののせいなのに

どんなに泣いたって、暴れたって、壊れたって

誰も救ってくれないのが、当たり前なのに

求めてしまうんだよ、いつも。おかしいな。

 

『愛してくれ』と、『救ってくれ』と、

いつも他力本願で、泣いてる自分が大好きで、

背負ってる罪を糧にして、いつも私はニヤリと微笑み

他人に傷口を見せつけ『私は可哀想』をアピールし続ける。

 

そして、もうここまできたら救いようがない。と、誰かに目をそらされたら、

私はフツフツと溢れ出でくるエネルギーを逃さないように、ギュッと抱きしめてるんだ。

 

私がどんなに悪い人間だとしても

みんなは騙されたまま、愛してくれるし

その蜜は、とても甘くて、美味しくて、逃せなくて

信じられない程、私の中の“悪”が育つ。

 

いつか、私が吐いたはずの言葉を足で踏みつけながら、私が手にしてるこの現実を正当化する。

 

『好きだ』

と言ってくれる人を愛で返す事が億劫だと感じてしまった日、私は人間を諦めてしまったのだ。

 

いつも私が笑っていた、その傍では、誰かが泣いていて

いつも私が泣いてた、その傍では、誰かが笑っていた。

 

それを忘れたくなかった。全部覚えておきたかった。

 

私がおかした罪のすべてを抱きしめながら

もっと痛めつけたかった。

悪が存在する今に、“幸せ”などきっと無い。

とんでもない量の“死にたい”を吐きながら、やってやるんだ。

完成させるために生きてやる。

 

私はフツフツと湧き出てくるエネルギーを抑えつける事など、できなかったみたいだ。

 

仕方ないから、まんまと流されてやる

そう、私はその日、“悪人”として生きる事を選んだんだ。