れしをそう。

嘘。そう全部、嘘。Twitter:@nisemonoko

ワタシノマチ。

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ワタシカンチガイシテタ。

イッパイマチガッテタ。

 

ツキが綺麗で、カメラを向けたら

見慣れたはずの街が、なんかすごく綺麗で

ツキなんてどうでもよくなった。

 

ずっと嫌いだった。

 

この街がずっと嫌いで、どうしようもなくて

慣れなくて、どうしようもなくて

もう6年くらい、汚いなぁ。って思ったりしてて

なんでかなぁ。って不思議で

ここに来てからずっと孤独だったからだ。って解って

理由が解って

 

なんかすごくツキが綺麗で、カメラを向けたら

嫌いだったこの街が、なんかすごく綺麗で

全部どうでもよくなった。

 

ずっと好きだった。

 

多分この街に来てからずっと。

孤独を選んだのは、ずっと好きだったからで

いつかこの街も好きになれるくらい、優しくなれるって信じてた。

いつも一緒だった。

 

ワタシカンチガイシテタ

ズット、マチガッテタ

 

この街が嫌いだったんじゃなくて

ワタシは、こんなワタシが嫌いだったんだって

こんなにも都会らしく振る舞ってて、汚くても、角度ではこんなに綺麗で

いつも見てたはずなのに、なんかすごく申し訳なくて

気付いてたはずなんだけど、見てあげれてなくて

嫌いだ。って決めつけて向き合ってあげれてなくて

ワタシはワタシから目をそむけてて

 

たとえキミがいない街でもワタシの街なのに

ずっとワタシの街だったのに、ずっと好きになれなくてごめんなさい。

 

ワタシカンチガイシテタ

ヤットキヅイタ

アイシテアゲナイコトニハ、エガオニナンテナレナインダッテ

イッパイマチガッタケド、ヤット、キヅケタヨ。

 

かんたんえにっき。vol.2

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きょうのかんたんえにっき。

いちがつ、さんじゅういちにち。

 

ずっと気になって、よるもねむれなかった

「UFOチーズソース」

 を、やっと友達にできた。やっと。

 

すごくすごく、私の胃袋を幸せにしてくれた。

私のあたらしい友達。

いっしゅんで好きになった、私のあたらしい友達。

 

これからもずっと友達でいたいけど

きっと、期間限定の友達だと思う。

かなしい。とても、とてもかなしいけど

まだ、あたらしい友達でいてほしい。そう思った。

 

とても、しあわせだった。

私の悪い癖。

「みっともないけど 全てが愛しいよ」

愛しい人に教えてもらった曲をリピートで聴いているうちに

なんだか、勘違いでも一つになれる気がするのは

私の昔からの悪い癖だ。

 

「ふと夕暮れに孤独が爆発する」

イヤホンで耳に流し込んだメロディと、私しか見えていないだろうこの景色を、美しすぎるこの景色を、

どうしたら君にも見せてあげられるのかをずっと考えてる。

瞳に映すものすべてが、一緒がいい。と欲してしまうのは、

私の昔からの悪い癖だ。

 

「甘酸っぱいキャンディーが僕の胸ポケットにあるんだ」

いつか、言ったことがあった。

〝私達はたぶん結ばれない運命なんだよ〟

その人は、それを否定をしなかったくせに

何年も私の前に立ちはだかっては、

ある日〝やっぱり〟に続く言葉を吐いた。

私は、何年も待ちぼうけていたその日に

運命は逆らえるのかもしれない。と、初めて神様にお辞儀した。

どうしようもなく、みっともない2人だとしても、信じすぎてしまうのは、

私の昔からの悪い癖だ。

 

何年か経って気付いた胸ポケットのキャンディーはたった1つしかなくて

ずっと気付かないふりしていた胸ポケットのキャンディーは

いつか君と食べようと思って残していたんだ。と。

 

「君が食べておくれ」

この曲を私に教えてくれた瞬間に、私の中では彼の曲に変わる。

どんな事を想いながらこの曲を耳に流し込んでいたのだろう。とか、どんな風景を眺めて、この曲が好き。だと思ったんだろう。とか

そんなことを考えて、痛いくらい乙女になる私を必死に抑え込んでしまう。

これは、

きっとこれからもずっと、私の悪い癖だろうな。

 

 今回の一曲

Mr.Children「CANDY」

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かんたんえにっき。vol.1

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1月30日げつようび

本日のかんたん絵日記。

 

21:16

ウインナーの盛り合わせとコーヒーを友達にしました。

 

getだぜ!って言いました、

明日は誰と友達になれるのか、たのしみです。

大切なもの。

「大切な事ってなんだったっけ」

そう迷った日が昨日だった。

 

その日は“大切”という言葉に異様に違和感を抱いた。

 

『これは言うべきでないな』

何度このセリフで、言葉を書き換えてきたのだろうか。

何度吐く言葉の中に、真実を隠してきたか。気付かれまいと改竄してきたか。

それはそれは数え切れない程で、

いつしかそれが身体に染み付いて、こびりついて、支配して、迷わしてた。

 

『これは言うべきでないな』

という状況や、環境を作ったのは自分だし

これはすべて自分自身のせいなのだけれど

足掻きたい。鬱陶しい。嫌悪を感じていたい。と、そう思った。

 

そうだ

現実と非現実の話をしよう。

 

私は特にその2つに壁は設けずやってきたつもり。

それは境界線を引く事でどちらかの自分を否定しているようでダサいから。

嘘を付くのも、見繕うのも、美しく振る舞おうとするのだって

どちらでの自分は自分だし、現実でも非現実であっても、全く同じ。

だから非現実での私を好きだなんて思った事は一度もない。それはもちろん現実でもそうなのだけれど。

ただ、その2つには確実に違うところはある。

その違いを認識し、受け止めていくことの方が大切だと私は思っている。

 

たまに「リアルを蔑ろにしてしまった」とボヤいている人を見かけるが

その次に続くのが「ネットのせいだ」という言葉なら

私は、その人と自分の間に線を引くだろう。境界線を引くだろう。

 

「リアルでは僕を出せない。そんなリアルが憎いから、ネットでの僕が僕だし、ここにずっといたい」と言う人とも

「リアル充実」という言葉も「ネット住民」という言葉も全部嫌いだ。

無駄に現実と非現実に境界線を設け、どちらかを消滅させようとして、誰かのせいや、何かのせいにしてる人が私は嫌いだ。

 

 

ただ、現実世界でしか得られない幸福や、感情、感覚、知恵。

非現実世界でしか得られないものもある。

承認欲求や、自己顕示欲、自己主張したり、逃避できる事、もちろん数多くの知識を得る事だってできる。

このようにどちらにもポジティブな部分は沢山あって、すべてを貪欲に得ようとする事は大切だと思う。

だからこそネガティブな部分も含めて、上手くできるはずなのに

どちらも愛せていないやつが、何かを諭そうとする。否定しようとするから嫌いなのだ。

 

境界線を引けば引くだけ、頑なで偏屈な人間になってしまう気がする。

 

自分を上手に操ったり、振る舞ったりする事は大切だけど

現実や非現実のどちらかで問題があるならそこを攻めるべきだと思う。

非現実での自分でしか言えないセリフがあるとするならば、そこを睨みつけろ。と思う。

自分はどうしてそうなのか。と自身を恨めと思う。

そうして、現実と非現実のどちらも愛していけた時、初めて満足しろ。と思う。

 

これは、自分自身にも言える事だから

今、この文章を書いていて胸がチクチクと痛む。

現実と非現実を行き来し続ける限り、これは永遠の課題だ。

 

非現実世界で何かを満たしている間に失われたものが沢山あった。

 

「大切なもの」を取り違えた。

「大切なもの」で「本当の大切なもの」を埋まらせてしまっていた。

 

本当に守るべきものは何なのか。を見失ってしまった。

 

非現実世界で出会った数多くの人から貰ったものは沢山ある。

だが、拗れていく事もそこには沢山あって

多くを語る必要が無い。と思ってしまうのは、そこには距離があるから

勘違いを招いてしまう事もあるからで

恨まれる事や、憎まれる事、妬まれる事もある。

 

でもそれは距離のある非現実世界では仕方ない事なのに

私は上手にできる。と自身を過大評価していた。

私が私を勘違いしていた。

 

「私が何かを言えば、皆を迷わしてしまうのではないか」

「責任感」

こんなのは必要なかった。

非現実での限界はある。

 

私は誰かの為にネットをやっている訳でも無い。

なのにいつからか「大切なもの」として、無駄なものを守り続けていたのだ。

 

託さないでくれ、促さないでくれ、求めないでくれ

私は出来た人間じゃない。

嫌なものは嫌だし、自由が好きだ。自由にやりたい。

 

自分と合わない人の事だって、この手で何度も終わらせてきたし

これからもそのつもりだ。

もう非現実の良いところを自ら押さえ込むのは辞めようと思う。

 

「本当に大切なもの」を守っていきたい。

ここではもっと正直に生きていきたい。

 

大切な距離を保って、何かを得ていたい。みんなとは笑っていたい。

 

もっとここでの自由を取り戻したい。

 

時刻、私、普通。体温、私、普通。

午前9:30

体温、36度1分

外の気温、7度

体調、ぼちぼち

 

頭を振ったら、ドカンと1発痛みが走ったので

「熱だ」と思い込んだ。

当たり前のようにして、体温計に手を伸ばし脇に挟んだ。

 

体温を測る間、いつも何をしたらいいのか解らなくなる。

なんとなく「風邪だしなぁ」と呟いてみたけど

私は私が怖い。

 

まだ確定もしていないのに、熱があると思い込んでいるうえに、風邪だと断定している。

図々しくも、他の可能性を考えようとしない、理解不能な今の私が私は怖い。

 

ピピピピピピ

 

「36度1分」

ふーん。体温計を机に投げつけて、お布団に潜り込んだ。

「風邪だし…な」

うまく言えなかった。語尾がゴニョゴニョってなった。

 

午前9:45

カレンダーを見て、1月の残りの日数を指で押してみた。

30、31...

 

スイッチは見当たらなかった。

赤く記載されている、今日の日付を見て

心は青くなった。

 

「日曜日か」

本日、第1回目のため息をついた。

 

午前10:00

【理想の家づくり】と、特集が組まれている雑誌を読む。

美しすぎて、羨ましすぎて、虚しくなる。

 

どこか遠くへ行きたくなる。

 

 

「風邪かな」

さっき計ったばかりのはずだけど、狂ったのかと思う。

もう一度、体温計を脇に挟んで

「風邪だしなあ」と、また口に出してみた。

 

体温を測ってる間は、なにをすればいいんだろ。

「風邪だったらどうするか」を考えてみよう。

 

〇お布団に籠る。(風邪じゃないけど)

〇Aquarius飲む。(風邪じゃないけど)

〇病院行く。インフルエンザ検査される。薬もらう。(違うんだけど)

〇とりあえず寝て、熱が引くのを待つ。(熱なんてないんだけど)

 

()の中がすごく邪魔してきて、真剣に考えることができない。

 

 

ピピピピピピ

 

35度9分

 

なんだ、下がってるじゃないかよ。

熱だと思って測ってるのに、さっきより下がってる。絶望的。

もう3年くらい、体温計なんて使ってやらない。絶交だ。

 

 

本日2度目のため息は、夕方くらいまで残しておこう。

 

 

そんな感じで風邪じゃないので、

今日は写真を撮りにいきたい。

久しぶりに写真に納めたい。

思い出を納めるのじゃなくて、私は今を納めたい。

それがいつか思い出になる。なんて知らない。

今のこのモヤモヤとした気持ちを納めて残しておきたい。

 

 

頭を降ってみたら、やっぱり痛かったけど

なんか今日は…

 

 

ピピピピピピ

 

アラームが鳴った。

そろそろお布団から出る時間だ。

 

なんだか、音に知らせてもらってばっかだな。

音に操られてる人間ゴッコでもして過ごそうかな。

 

 

午前10:30

天気、晴れ

お腹、空いた

私、なんだか幸せ。

 

 

 

 

FAKE。

瞳には映らない誰かの姿

創造した幻想、心地よい錯覚

いくら虚像で孤独を埋めてみても

そこはマヤカシ。ニセモノだ。

 

親指で繰る、恋愛モドキ

幾度と交わしたはずの言葉はレプリカ

涙を零しても、濡れるだけで

怒っても、恋焦がれても、笑っても

渇かないんだ、ずっと渇かないんだろ

 

そう、そこはマヤカシ

一瞬で終わらせることだってできるさ

思っているよりも空っぽでイカサマな嘘で塗れてる

信じて、失って、置き忘れてるくらいなら

疑って、掴まえろ、そして最後には逃げるくらいのズルさを身につけろ。

それはマヤカシ。

 

いつか

君の優しい愛も欠落して、無になるのなら

迷って、探して、睨み続けていけ

そしてその場所が、どれほど虚無な世界かを知り

そして、微笑め。勝ち誇れ。

 

マヤカシに預けた時間、体温、心

そして残った作為的な記憶。

すべてを愛せるか。

 

瞳に映った誰かの姿。

想像した現実、心地よい確実

孤独を埋めるように、そこにある明確に身を委ねていく。

記憶を失うように、身を焦がしていく。

零した涙も乾いていく。これがホンモノだ。

マヤカシでもマボロシでもないホンモノだ。

 

マヤカシを殺した、シルシ

アヤカシだとゴマカシたアカシ。

 キミタチのハナシ。