もしも過去に会えたなら。
もしも昔の私が今の私に会ったら
きっとこう言うと思う。
「君はだれ?そんな可哀想な生き方を私がするわけない。
だって私は人が好きだし、友達も多いと思ってる。そんな1人が好きだ。なんて言うわけないし、孤独が大嫌いだし、何より、そんな正直に生きすぎてしまえる人間じゃない!怖いから、見繕えるもん!振る舞えるもん!上手くやっていけるもん!
君は、絶対に私じゃない!私は人をちゃんと好きになれるよ。だから私は君が私だなんて絶対に信じないよ。」
逆に、もしも今の私が昔の私に会ったなら
こう言うだろう。
「あー面白くない。君の選択は全部つまらない。誰かの目を気にして、誰かに嫌われないように。ばかりを考えて、自分の意見を述べる事をしない。
あーダサい。人が好き?よく言うよ、信じてないくせに。
信じてないから、怖いんだよ?何が友達だよ、その中の何人に自分が辛い時、悲しい時、迷った時に話せる?話したことある?無いくせに。
信頼もしてないくせに、見繕って交わして騙して
何が楽しい?
毎日楽しくないのに笑ってるくせに、自分に嘘ついて生きてるくせに。
教えといてあげる、君はこれから沢山の失敗をするし、後悔をする。
そしてね、沢山のどん底を味わって、口の中はずーっと血の味。ずーっと真っ暗。
それを君は可哀想だと思う?
でも、それは君が今みたいにつまらない生き方をして、つまらない選択ばかりするからだよ?
君はね、弱い。覚えときな、君はとても孤独だ。
そして、悪魔みたいな顔して笑う。とても残酷だよ。
君はもっと面白い、君はもっと自分を好きになれる。
だから、もう自分を殺すのをやめてくれよ。
まだ絶望を知らない君だからこそ、自分を愛せるのに、愛せてあげるのに、お願いだから、自分を知ろうとしてけ。愛してあげてくれ。」
と、言うだろう。
どちらにしてもきっと私は私に幻滅する。
だけど、胸を張って言えることは
もう過去には戻りたくない。ということ。
どんなに失敗をしたとしても、後悔をしたとしても、痛いと泣いたとしても
私は、今からをやりたい。これからをしたい。
過去があるから、今がある。
今持っている全ては、過去があるからだ。と信じているし、
間違いを知っているからこそ、正解を考えれる自分を愛してあげたい。
すべて私だ。と、認めて、明日を生きる方が
今は1番楽しいと思えてる。